バーチャル握手、エアーハイタッチ……選挙戦に異変が

新型コロナウィル対策はこれまでの社会の仕組みに様々な影響を与えています。まだあまり取り上げられていませんが、選挙もそのひとつです。

投票の呼びかけや期日前投票にも変化が

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、高砂市選挙管理委員会(兵庫県高砂市)が、5日に投開票される市長選の啓発活動に苦慮している。従来の選挙では街頭で投票日を記したグッズを配ってきたが、今回は見合わせた。期日前投票も、有権者が一度に集まり過ぎないよう積極的なPRは避ける。担当者は「市民の関心を高め、投票率を少しでも上げたいが…」と気をもんでいる。

神戸新聞

5日の投票日は市内29カ所に投票所を設けるのに比べ、期日前投票所は市役所西庁舎2階とアスパ高砂(同市緑丘2)3階の2カ所だけ。密集をつくってしまわないように、前面には打ち出せないという。

神戸新聞

開票所についても、体育館などより広い場所に変更する動きも出ているようです。

候補者の選挙活動でエアーハイタッチも

そして候補者側にも色々な対応が求められています。

5日に告示された御前崎市長選では

立候補予定者は3月初旬ごろから相次いで後援会事務所を開設した。ただ、事務所開きは神事のみ執り行うなど簡略化。出入り口にはアルコール消毒液やマスクを置く。

 各陣営は名前や実績のアピールに戦略を練るが、集団感染リスクを高める密閉、密集、密接の三つの「密」を避けるため、告示日に行う出陣式や街頭演説への動員を控える動きも出てきた。ベテランの現職市議は「今までのように大々的に展開することはできないだろう」とため息をつく。

 支援者との握手の自粛、選挙カーの乗員や事務所に詰める人員の制限、マイクに巻き付けるガーゼの取り換えなど懸念材料は山積する。ある新人は「菊川で感染者が出たことで状況はより深刻になった。新人としては苦しいが、コロナ対策を優先せざるを得ない」と力なく話す。

静岡新聞

4期目を目指す現職と元熊本市長の新人が争った熊本県知事選挙では、現職の知事は出陣式は取りやめ、代わりに県庁で報道陣に今後4年間の政策を語り、その後、県の新型コロナウイルスの対策会議に出席したそうです。遊説日程も全てキャンセルしたそうです。

そしてこの県知事選に立候補した新人の幸山氏は、握手ではなく「エアーハイタッチ」に切り替え。ただし、下記のような状態だったようです。

屋内集会は取りやめたほか、支持者を集会に動員するのも自粛。4年前の選挙では大勢の有権者が集まった場所でも、人がまばらなケースが相次いだ。
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/32297.html

バーチャル握手会が登場

さらに現在選挙活動期間中の御前崎市の市議選ではこんな「バーチャル握手」動画も登場しています。

まだまだたくさんの選挙が続く

4月は以下のような自治体で選挙があります。(出所:政治山)

福島県 楢葉町議補選
岡山県倉敷市議会議員補欠選挙
東京都 福生市長選
千葉県 茂原市長選
埼玉県 日高市長選
岡山県 倉敷市長選
愛媛県 西予市議選
愛媛県 西予市長選
京都府 京丹後市議選
京丹後市長選
岩手県 大船渡市議選
兵庫県 丹波篠山市議選
岐阜県 瑞穂市議選
岐阜県 山県市議選
新潟県 上越市議選
茨城県議補選
広島県 広島県議補選
北海道 木古内町議補選
奈良県 広陵町議選
岩手県 平泉町議選

知恵と工夫で乗り切っていきたいものですね!